知り合いが車をネットオークションで購入しました。外車で、色があまり一般的ではない車だったから、かなり安く購入できたようです。購入した知人は関西の人で、販売者は関東の人でした。現金で引き渡しということになり、当日は新幹線で関東へ向かい、帰りは車を運転して帰ってくるという計画を立て、友人を誘って出かけていきました。無事に引き渡しも完了して、長距離のドライブも問題なく無事にことは運んでいるように思えましたが、関西に戻って数週間後に問題が起きました。エンジンが全くかからなくなってしまったのです。仕方なく販売者に連絡をとりましたが、遠方の為すぐには引き上げて修理が出来ないと言われ、そこから更に数日間連絡待ちの状態が続きました。ようやく引き取りに来てくれて、積車で運んでいったのですが、それからも先方からの連絡はなく、知り合いが自分からどのような状況なのかを問い合わせるしかありませんでした。
半年近くも経って、ようやく直ったと言われ自走で届けてくれたのですが、やはり数週間後に動かなくなりました。今度は知人の方でディーラーに修理で出すことで先方と話をつけたのですが、ディーラーでもかなり酷い状態の車とのことで、完全に修理するのは無理だとの返事でした。かなりの故障車を買わされてしまったようです。初日は関東から関西まで自走出来たので、全く疑わなかったそうです。結局、返金もして貰えずディーラでの修理代も回収出来す、連絡もつかないままになってしまい、その外車を下取りにして結局新車を購入することになりました。
後日調べてみると、知人がネットオークションで購入した価格は本当に安くて、あり得ない金額だったことが分かりました。これは車の一括査定サイトで売却価格を調べて分かったのですが、平均的な金額の4分の1もしていませんでした。売り手側は50万円で販売しても、廃車処分するより利益が出たことになります。
この話でのネットオークションの注意点は、事前の下調べが出来ていなかったこと、ただ安いという金額だけで飛びついてしまってはいけない、ということです。
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